思春期のある時期をアメリカで過ごし、帰国して日本人について考えるようになった。西洋社会で独り頑張るアジアの国日本と言ったイメージを抱いていた。ある時、日本に似た国として韓国がある事に気が付いた。当時は、韓国経済が「テイクオフした」といわれ始めた時代だ。会社勤めを始め、しばらく韓国を忘れていたが、インターネットに溢れる韓国情報に触れ、昔の興味がまた復活してしまった。韓国はやはり面白い。韓国を通して日本のことが良く判るからだ。どんなブログになるか検討が付かないが、ひとつの日本人像が出ていれば、多分このブログは成功なのだと思う。
2013年に成ると、単に隣国理解の立場で韓国を見るだけでは駄目になっている様に思う。中国は世界第2位の経済大国となり、韓国も経済発展のみならず、ソフトパワー面でも世界的に有力な国となった。東アジアはこれまで、日本がダントツの存在感を持っていたが、現在はそうではない。そして饒舌な両国は、今思いのたけを日本にぶつけ始めている。
結果、現在日本は、韓国、中国と、どの国がより正義の国であるかの外交戦争を繰り広げているかのようだ。今の日本人は、過去の歴史を正視しながら、韓国との歴史論争に勝てるように成らねばならない。世界一寡黙でシャイな国民である日本には、大きなチャレンジだろう。
また慰安婦などは、戦場と性、女性の人権、など、非常にタッチーなテーマでもあり、この韓国との論争に勝てるのか、そして国際舞台で議論することが本当に日本の国益に沿うのかさえも、大きな問題だ。しかし日本は外交戦争に、やはり負ける訳にはいかない。押し黙ってやり過ごすオプションは、やはり無い様に思う。
こういう複雑な時代になっているが、依然米国駐在であるので、米国情報は比較的集めやすい。この地の利を生かしながら、思いつくまま、韓国について記載してみたい。当ブログで、若干ユニークな情報が提供できればと考えている。
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